ボストン交響楽団 15年ぶりの日本ツアー

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2014212

 

 

 

ボストン交響楽団 15年ぶりの日本ツアー

 

 

 

ボストン交響楽団は19995月以来、15年ぶりとなる日本へのコンサートツアーを、5月1日から10日までの中国および日本へのコンサートツアーの一環として実施する。東京での一般向けのコンサートは59日(金)、10日(土)の2回、サントリーホールにて行われる。指揮はロリン・マゼール、ソリストとしてジャニーヌ・ヤンセン(ヴァイオリン)が加わる。中国公演についてはピアニストのベーグゾッド・アブデュイノモフがソリストとして参加し、北京(51日)上海(54日)広州(56日)の3公演が開催される。

 

 

 

ボストン交響楽団のマネージング・ディレクターであるマーク・ヴォルピーは次のように話しています。「ボストン交響楽団が尊敬すべき指揮者ロリン・マゼールとともに日本と中国を再訪し、コンサートを実施できるということはボストン交響楽団も待ち望んでいたことでもあります。さらに今後定期的にアジアおよびヨーロッパでのコンサートツアーを実施していきたいと考えています。中国については歴史的な公演となった1979年後のコンサートであり、35年前の訪問以来、文化的にも経済的にも大きな変革を遂げた国を再訪できることはこの上ない喜びでもあります。

 

小澤征爾氏がボストン交響楽団を率いていた29年の間にしばしばコンサートを実施した東京に再び戻り、熱心なファンのもとで演奏をすることは大変身の引き締まる思いです。今後もボストン交響楽団の新しい音楽監督であるアンドリス・ネルソンズとともに、なるべく早く再訪したいと考えています。また今回のコンサートツアーを可能にしてくださったEMC コーポレーションとステート・ストリート・コーポレーションには心からの感謝を申し上げたい。」

 

 

 

EMCコーポレーションの会長兼CEOであり、ボストン交響楽団の理事でもあるジョー・トゥッチ氏は次のように話しています。「ボストン交響楽団の長期にわたるパートナーとして、EMCコーポレーションが2014年のアジアツアーのリーディング・スポンサーであることを大変誇りに思います。

 

世界で最も卓越したオーケストラの一つであるボストン交響楽団は音楽をもっとも完成された状態にし、それを提供することを使命としていることで国際的にもよく知られています。今回のアジアツアーのスポンサーとして、中国と日本にいる音楽愛好家の人々にこのオーケストラの素晴らしい演奏を楽しんでいただけることを嬉しく思います。

 

 

 

 

 

ステート・ストリート・コーポレーションのエグゼクティブ・ヴァイス・プレジデントであり、グローバル戦略・新規事業統括責任者を務めるジャック・クリンク氏は次のように述べている。「ステート・ストリートはボストン交響楽団の日本および中国における公演を喜んで協賛させていただきます。当社はグローバル企業として、ボストン交響楽団のように当社の従業員やお客様が居住・勤務する地域社会に係る組織の支援に力を入れています。」クリンク氏はボストン交響楽団の理事も務める。

 

 

 

ボストン交響楽団が最初に日本を訪れたのは196054日から30日でシャルル・ミュンシュが音楽監督を務めていた時期である。このツアーでは16都市を訪れ、アーロン・コープランド、リチャード・バージン(ボストン交響楽団の副指揮者であり、コンサートマスターでもあった)の指揮のもと、バッハ、ベートーベン、バーバー、ベルリオーズ、ハイドン、マーラー、メンデルスゾーンなどの曲を演奏した。小澤征爾氏は1973年から2002年までボストン交響楽団の音楽監督を務めたが、その間1978年、1981年、1986年、1989年、1994年、1999年の6回のコンサートツアーを実施している。1978年の最初の東京でのコンサートのハイライトは伝説的なピアニスト、ルドルフ・ゼルキンとの共演で、ブラームスの「ピアノ協奏曲第1番

 

が演奏された。1981年にはボストン交響楽団の100周年を記念してのコンサートであった。1986年には小澤氏は数名のメンバーとともに広島平和公園の慰霊碑を訪れ、献花を行った。1994年のコンサートは皇太子と妃殿下をお迎えしてのコンサートとなった。1999年は小澤征爾氏の25周年を記念するシーズンでもあり、最後の日本ツアーは小澤氏にとっても楽団員にとっても特別な思いを共有するものとなった。

 

 

 

ボストン交響楽団の2014年の中国および日本へのツアーはハリソン・パロット(www.harissonparrott.com)によって実施される。同社は中国においては1990年代後半以降に、また日本においては1970年代以降にアーティストと音楽のために積極的な活動を続けている。東京での公演については㈱AMATI (www.amati-tokyo.com)が主催。

 

東京公演のPRについては井上嘉世子([email protected])またボストン交響楽団におけるPRディレクターはBernadette Horgan (バーナデット・ホーガン [email protected]) Tel: 617-638-9280が担当している。 ボストン交響楽団のウエブサイトはwww.bso.org

 

 

 

 

 

指揮者ロリン・マゼール

 

196012月に初めてボストン交響楽団とのコンサートに出演して以来、ロリン・マゼールはしばしばシンフォニーホールやタングルウッド音楽祭でボストン交響楽団の指揮台に立っている。もっとも最近の公演は中国と日本でのコンサートで、中国と日本での公演がボストン交響楽団の2013/14シーズンを締めくくるものとなる。

 

 

 

2014/2015年は、マエストロ・マゼールの85歳の誕生日とアーティストとしての60年を祝う年になるだろう。ベルリン・フィル、ボストン交響楽団、シカゴ交響楽団、フィルハーモニア・オーケストラ、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団、ウイーン・フィルなどとのコンサートが予定されている。北京からセント・ピータースバーグまで、またロンドンから香港まで、マエストロは彼の熱心なファンのために音楽を演奏することになる。またその高い評価にも関わらず、これまで演奏してこなかった彼自身の作品を演奏することにも同意している。

 

 

 

2013年、マエストロは30都市、11の違ったオーケストラで111回のコンサートを実施した。2014年、2015年にはこの数字もさらに多くなっていくことだろう。しかし、彼自身がそのブログ(www.maestromaazel.com)の中でたびたび言及しているように、大切なことは、これからアーティストとして頂点に立っていく若い人々に音楽の高い質と音楽に対する愛情を伝えていくことである。

 

 

 

キャッスルトン・フェスティバルにこそ、マエストロの心が息づいている。音楽が高まるにつれて若い演奏家や歌手、指揮者が今まで想像もしていなかった場所へと誘われていくのを見るのはマエストロにとっても喜びである。

 

 

 

音楽監督、指揮者としてのマエストロのスキルはベルリンオペラ座管弦楽団の芸術監督、ウイーン国立オペラ座のジェネラル・マネージャー、ベルリン放送管弦楽団、ババリア放送交響楽団、ピッツバーグ交響楽団、クリーブランド管弦楽団、ミュンヘン・フィルハーモニック、ニューヨーク・フィルなどの音楽監督としての長年の経験によって磨かれたものである。キャッスルトン・フェスティバルは彼の60年に及ぶ経験から多くの恩恵を受けていると言えるだろう。

 

 

 

マエストロは数々の賞を受賞している。フランスのレジオン・ドヌール勲章を2回、ドイツのメリット連邦クロス、イタリアのプレミオ・アッビアーティ、フィンランドのCommander of the Lion賞、オーストリアのサービスのための金賞、ウイーン・フィルの名誉会員、イスラエル・フィルの終身名誉会員などを受賞し、法王ヨハネ・パウロ2世よりも栄誉を授かっている。

 

ヴァイオリニスト、ジャニーヌ・ヤンセン

 

ジャニーヌ・ヤンセンのボストン交響楽団でのデビューは20088月のタングルウッド音楽祭で、ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス指揮、サンサーンスの「ヴァイオリン協奏曲第3番

 

であった。20093月には定期公演でデビューをし、ハンス・グラフ指揮のもとでブラームスの「二重協奏曲

 

をチェリストのアリサ・ワイラースタインと協演。

 

 

 

ヤンセンはロイヤル・コンセルトヘボ・オーケストラ、ベルリン・フィル、ニューヨーク・フィルなど世界的なオーケストラと協演を果たしている。ヴァレリー・ゲルギエフ、ズービン・メータ、ロリン・マゼール、マリス・ヤンソンス、ベルナード・ハイティンクなどの世界的な指揮者からも高い評価を得ている。2013-14シーズンにはいくつかの国際的なコンサートツアーにも参加。パーヴォ・ヤルヴィ指揮、パリ管弦楽団のBBCプロムナード公演ではブリテンの「ヴァイオリン協奏曲」を演奏する。ロリン・マゼール指揮のボストン交響楽団の公演に加えて、エサ・ペッカ・サロネン指揮のロンドン・フィルハーモニック・オーケストラのヨーロッパ・ツアーに参加する。彼女の新しいJ.S.バッハ・アルバムの成功により、「ジャニーヌと仲間たち」は今年ベルリン、ミュンヘン、ウイーン、ロンドン、アムステルダム、パリでのコンサートを行う。さらにロイヤル・コンセルトヘボ管弦楽団、ロンドン交響楽団、ライプツッヒ・ゲヴァントハウス・オーケストラ、ニューヨーク・フィル、フィラデルフィア交響楽団、クリーブランド交響楽団、ロイヤル・ストックホルム、ロッテルダム・フィルハーモニーなどとの公演が行われる。ヨーロッパ室内オーケストラやバーナード・ハイティンクとの演奏も予定されている。室内楽の分野でもピアニストのイタマル・ゴランとともに、スペインとイタリアでのコンサートを行うほか、チェリスト、トライフ・テディーンも加わったトリオの公演にも参加する。オランダ、ユトレヒトでの国際室内楽フェスティバルを設立し、1998年以来、ベルリン・フィルの室内楽シリーズであるスペクトラム・コンサーツ・ベルリンにも参加している。

 

 

 

さらにヤンセン氏はデッカ(ユニバーサル・ミュージック)のためのレコード録音を行っている。J. S. バッハのコンチェルトやソナタを近い将来発売する予定である。過去にはプロコフィエフの「ヴァイオリン協奏曲第2番」(ウラジミール・ユロスキイ指揮ロンドンフィル)、パーヴォ・ヤルヴィ指揮でのベートーベンおよびブリテンの協奏曲、リッカルド・シャイーとのメンデルスゾーンやブルッフの協奏曲、ダニエル・ハーディングとのチャイコフスキイの協奏曲を録音している。ジャニーヌは最近、室内楽の録音も行っており、シューベルトの弦楽四重奏曲、シェーンベルグの「浄夜」をユトレヒトでの室内楽フェスティバル10周年記念として録音している。彼女は多くの賞も受賞しており、エディソン・クラシック賞、エコークラシック賞、ドイツ批評家賞、すぐれた音楽家に贈られるNDR音楽賞、コンセルトヘボウ賞などが贈られている。ジャニーヌ・ヤンセンはエリーゼ・マティルダ財団から貸与されているストラディヴァリ、「Barrere」を使用して演奏している。

 

 

 

ボストン交響楽団の歴史

 

南北戦争の軍人、実業家であり博愛主義者だったヘンリー・リー・ヒギンソンがその夢を実現させて彼の故郷であるボストンに1881年に創立されたボストン交響楽団は今年133年目のシーズンを迎える。2014年オーケストラはアンドリス・ネスソンスを第15代の音楽監督に迎え、新しい歴史を築いていく。

 

 

 

今日ボストン交響楽団はボストンやタングルウッドでのコンサートのみならず、インターネット、ラジオ、テレビ、教育プログラム、録音、コンサートツアーなどを通して何百万人という人々にその音楽が届けられている。現代の作曲家による委嘱作品、マサチューセッツ州西部のバークシャー地方の森で行われるタングルウッド音楽祭、BSOユース・オーケストラや教育プログラムをつうじた将来の聴衆へのアプローチなどを行っている。ボストン交響楽団のメンバーによるボストン交響楽団チェンバープレイヤーズは世界的にも著名なグループとなり、食事や飲み物を楽しみながら楽しめるボストン・ポップス・オーケストラは軽音楽公演の新しいスタイルを定着させている。ボストン交響楽団の冬のシーズンとボストン・ポップスの春のシーズンはボストンのシンフォニーホールで開催される。

 

 

 

1996年に立ち上げられたボストン交響楽団のウエブサイトbso.orgはアメリカでもアクセスのもっとも多いオーケストラのウエブサイトとして知られ、年間7百万人のビジターが訪れる。Facebook, Twitterのほか、YouTubeではコンサートを見ることができる。ボストン交響楽団の教育プログラムの拡充はあらゆる人々にオーケストラの魅力を伝え、若い聴衆の増加につながっている。

 

 

 

ボストン交響楽団の最初のコンサートは18811022日に行われ、ジョージ・ヘンシェルが指揮をした。彼は1884年まで指揮者としてボストン交響楽団を率いた。1936年にはロシア生まれの指揮者、セルゲイ・クーセヴィツキーがバークシャーでの最初のコンサートを指揮した。その1年後に彼と演奏家たちは夏の間タングルウッドに居を構えることとなった。クーセヴィツキーは創立者、ヒギンソンの夢「音楽家たちにとっての最良の学校」を共有し、1940年にはバークシャー・ミュージック・センター(現在のタングルウッド・ミュージック・センター)が実現された。

 

 

 

1949年、クーセヴィツキーの後を継いだシャルル・ミュンシュは現代の作曲家を支援し、レパートリーの中にフランス音楽を多く取りいれ、ボストン交響楽団の最初の国際的なコンサートツアーへと導いた。1956年には最初のアメリカのオーケストラとしてソ連へのツアーも行った。1962年にはエンリッヒ・ラインスドルフが、1969年にはウイリアム・スタインバーグが指揮者となった。小澤征爾が第13代音楽監督になったのは1973年。彼の歴史的な29年に及ぶ音楽監督の仕事は2002年まで続く。現在は名誉音楽監督を務める。1979年には国交正常化後、アメリカのオーケストラとして初めての中国ツアーを行った。

 

 

 

バーナード・ハイティンクは1995年、主席客演指揮者となり、2004年には名誉指揮者となり、ボストン交響楽団のボストン、ニューヨーク、タングルウッド、ヨーロッパ・ツアーなどを率いた。1972年から1974年まではマイケル・ティルソン・トーマスが、1972年から1984年までは故サー・コリン・デービスが務めている。

 

 

 

音楽監督になった最初のアメリカ生まれの指揮者はジェームス・レヴァインで2004年から2011年まで、幅広いプログラムやオーケストラの125周年を記念する現代作曲家による新作の初演を指揮した。ボストン交響楽団独自のレコード・レーベルを発表し、タングルウッド・ミュージック・センターで教え、2007年にはヨーロッパの音楽祭に参加した。2013年にはラトビア生まれの若い指揮者、アンドリス・ネルソンズが音楽監督に就任することが発表されてボストン交響楽団は新しい時代へと入る。

 

 

 

今日、ボストン交響楽団は創設者、ヘンリー・リー・ヒギンスの理念に基づいて、コンサート、教育プログラム、インターネットのみならず、ヴァーチャル・メディアを通して21世紀に向かってさらに発展を続けていこうとしている。

 

 

 

EMC コーポレーションについて

 

EMCコーポレーションは、お客様およびサービスプロバイダーのビジネスの変革を行い、IT-as-a-Serviceを提供する世界のリーディング・カンパニーです。この変革には、クラウド・コンピューティングが基本となっています。EMCは、革新的な製品とサービスによって、IT部門のクラウド・コンピューティングへの旅を加速させ、最も価値ある資産である「情報」を、機敏に、高い信頼性で、効率的に、保存、管理、保護、そして分析を行うことをお手伝いいたします。http://japan.emc.com/

 

 

 

ステート・ストリート・コーポレーション

 

ステート・ストリート・コーポレーションは、世界の機関投資家を対象に資産管理や資産運用サービス、インベストメント・リサーチとトレーディング・サービスを提供する世界有数の金融機関です。

 

 

 

 

 

ボストン交響楽団東京コンサートの演奏曲目と日程

 

59日(金)午後7時開演

 

会場:サントリーホール

 

演奏曲目:

 

グリンカ:歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲

 

チャイコフスキイ:ヴァイオリン協奏曲ニ長調op.35

 

   ヴァイオリン:ジャニーヌ・ヤンセン

 

ベルリオーズ:幻想交響曲op.14

 

 

 

510日(土)午後6時開演

 

会場:サントリーホール

 

演奏曲目:

 

モーツアルト:交響曲第38番ニ長調K.504「プラハ」

 

マーラー:交響曲第5番嬰ハ短調

 

 

 

主催・問い合わせ:AMATI Tel: 03-3560-3010

 

以上

 

 

 

 

 

このリリースについての問い合わせは下記へお願いいたします。

 

㈱カリテ 加藤 紫織 
Tel: 090-4545-5839 [email protected]

 

 

 

㈱鶴エンタープライズ 井上嘉世子

 

     Tel: 03-5355-0361 Email: [email protected]

 

 

 

 

 

 

 

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